12月26〜30日 (月〜金)
フランスとの国境近いサラウツという小さな街にて行われた、
講習会とコンサートを中心にしたギターフェスティバルに参加しました。
近いうちにREPORT欄に様子を報告する予定です。


12月25日(日)
クリスマスが近づくと様々なイベントやフェリア(祭り)が盛んになり、
また色鮮やかなツリーやイルミネーションが街全体に施され、
1年の中でもこの時期は独特のムードに包まれます。
街を歩く度、そんな様子をカメラに納めたいと思うのですが、
あいにくカメラを持ち合わせてなかったりということがしばしば。
そんな中撮ったいくつかの写真をPHOTO欄Landscape17に追加してみました。


12 月22日(木)
先日ある団体から、「Llibre per a Guitarra − Associacio Catalana de Compositors」
(ギターのための本−カタルーニャ作曲家協会)という本を頂きました。
タイトルの通りカタルーニャ出身、またはそこで活動している作曲家達の書いた
ギターソロの為の作品がぎっしり詰まった大変分厚いものです。
これらの作品が今後広く演奏されていくかどうかは別にして、
それぞれが作曲家としての成熟度、レベルの高さを示しており、
個々の個性を有しつつもどこかこの地の響き、芸術性を感じさせるようなものばかり。
カタルーニャという限定された地域だけをとっても、
これほどのギターソロ作品があるというのはある意味驚きです。
先日講義を聞いたジョルディ・ロッシニョルにしてもそうですが、
世界は本当に広く、多くの才能が存在するものだと感じさせられます。


12 月19、20日 (月、火)
ESMUC(カタルーニャ上級音楽学校)にて、カタルーニャの現代作曲家、
ジョルディ・ロッシニョルの作品についての講義が行われました。
19日は、本人によりギターソロやギターを含めたアンサンブル作品、
フルートの4重奏やハープ、チェロ、サックスなどを使用した様々な編成での室内楽作品を、
デモCDの試聴を交えての説明が行われました。
彼の作品はかなり現代的な音使いと様々な実験的な要素が見られる中に、
彼特有の感性、やはりどこかカタルーニャの匂いの感じられるもので、
どうやらギターを専門に弾く人らしく、特にギターの扱いに鋭く斬新的な部分がたくさん見られました。
20日は、僕の先生でもある作曲家、ダビッド・パドロスにより、
ジョルディ・ロッシニョルの手によるギター2重奏曲「See You Later」の詳細な分析説明がなされました。
この曲は1stギターの1,3,5弦が4分音(半音の半分)低く、
また2ndギターの2,4,6弦が4分音低くチューニングされるという、
ほとんど24音平均律的な実験が試みられた作品。
半 音階や全音階、短2度と短3度の交互の配列による音階など
全体にスケールが多様され、それと対比をなすように広い音域で の跳躍の見られる部分、
それにゴルペやタンボーラ、ミュート音などの特殊奏法が効果的に取り入れられています。
デモCDによる試聴での印象は、今までに聴いたことのないような音響効果など
興味深い部分も多々ありながらも、耳が慣れないせいか、
どうも4分音が調子はずれにチューニングされたギターのように感じられてしまう。
こういった音程が旋律的な要素として使用されているのみだが、
和声としての機能を理論付けてそういったアプローチの可能性もあるのでは、とも思いました。
24音平均律はインドなど東洋の伝統音楽に見られるもので、
また現在では作曲家達により積極的に試みられているものですが、
ギターの上での新たな可能性を感じさせられる機会でした。


12月10日(土)

バルセロナ市北部にカニェレスという地区があり、
それをさらに北へ向かうと未開発の丘があります。
地下鉄のカニェレス駅やジュクマジョール駅周辺から出ているバスで、
この丘の頂上付近まで登ることができます。ここは特に観光客が訪れるわけでもなく、
取り立てて何のスポットというわけでもないのですが、ここから見ることのできるバルセロナの景色は、
個人的にグエル公園やモンジュイックの丘からのものよりも素晴らしいと思います。
また日が沈むとその夜景は壮大でロマンチック。
そんなバルセロナの夜の様子をPHOTO欄Landscape17にアップしてみました。


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